冬は乾燥の季節、と言われることが多いですが、実は冬でも汗はかいています。
さらにおしゃれなブーツを履いたり足周りを暖めたりすることで靴の中でこもって臭いが気になるという方もいらっしゃると思います。
では、実際どんなことが起きているのでしょうか。
01|足の臭いの原因
足の臭いが気になる人もいれば、全く臭わない人もいます。
その差が何か気になりますよね。
足の裏は汗腺がもっとも集中している場所だと言われています。
そう聞くと汗自体が臭いの原因なのかと思われがちですがそれは違います!
そもそも、皆さんは汗の構造についてご存じでしょうか。
汗というのは、出てきてすぐは無臭です。
臭いがあるのは汗そのものではなく、汗や皮膚の汚れについてきた細菌がつくり出した臭い物質が原因です。
足の臭いも同様で、足は【イソ吉草酸】という皮膚の上に存在している皮膚常在菌が生み出している物質が臭いの原因になります。
また、このイソ吉草酸は特定悪臭物質に指定されているほど、人へ不快感を与えるものです。
特に足はこの菌が発生する環境にあるということです。
02|法律で規制されるほどの悪臭、イソ吉草酸
なぜ、たくさん汗をかいている箇所が他にもあるのに足だけがこのような悪臭がするのでしょうか。
それは、足は汗をかきやすく、蒸発しにくいことから、細菌が繁殖しやすく、イソ吉草酸が発生しやすい環境だからです。
なぜなら靴下や靴を履いている時間が長く、汗をふき取る機会が頻繁にはないためです。
皆さんもよほど気にしていないと、足の裏をこまめにふき取ることはあまりないですよね。
靴を履いていることにより熱がこもり、それによってできた汗や汚れが菌のエサとなりイソ吉草酸が発生するという、悪循環によって臭いがつくられていきます。
しかし、全員から悪臭がするかといえばそうではないはずです。
では、その臭いを発生させないポイントをみていきましょう。
03|足を清潔にする対策
汗が出る本来の目的は、体が体温調節を行うためです。
体温調整がうまく処理されずにいると、汗が多く出たり蒸発できずにいるので臭いもつきやすくなってしまいます。
個人差があるので汗を抑えるというのは一概には難しいですが、清潔にしておくことは誰でも実践できることです。
対策として、まずは靴です。
同じものをずっと履いていると雑菌が繁殖しやすくなります。
お気に入りの靴をずっと履きたい気持ちもありますが、あえて違うものを履いてみるのもバリエーションも増えて気分転換になります。
また、日光には殺菌作用があるので靴を日光に当てるのもいいでしょう。
足は常に清潔にしていることが大切です。
足の汚れが雑菌たちにとってエサになるので、入浴時のケアや、出先で気になったらアルコール消毒して拭き上げる、という行動でも違ってきます。
その他にも、下記のような対策があります。
・爪を切る
・5本指靴下やストッキング、タイツを履く
誰でも簡単にできることなので、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
04|さいごに
これからの時期、寒くなるほど特に足元は身に着けるものに温かさが求められてきます。
その分、雑菌が多く増えることがあると今回でご理解いただけたと思います。
だからこそ足を清潔に保ち、臭いを気にすることなく足元のおしゃれを楽しんでいただきたいです。
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